九州大学 伊藤幸司教授 × 八尋由紀社長
目から鱗の連続!中世の博多にタイムスリップ

水先案内人より〜対話を終えて

【水先案内人より〜対話を終えて】

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伊藤先生に「福岡の街は住みやすい」とおっしゃっていただいて、とてもうれしく感じました。また、「外に向かってオープンなことは、都市が発展するうえで欠かせない要素だ」という言葉も。11世紀から博多は大陸から人を受け入れてきたので、外の人に対してオープンに接することが、私たちのDNAに書き込まれているのでしょう。
博多って不思議なところだと感じます。銀や石炭のようになにか特産物があるわけではないのに、地の利を活かし、時代ごとにいろいろと工夫して生き抜いてきたんですよね。
100年後の博多がどうなっているかわからないというお話にもうなずきました。「盤石なものなどはない」と言うとマイナスにも聞こえますが、国際情勢がどうなろうと、したたかに順応して動いていくことが、大事だと思います。
100年後の博多、そして相互運輸がどうなっているのか、私も楽しみです!