ギャラリー モリタ 森田俊一郎 × 株式会社TODOROKI 井上雅也 × MIC工房 前田勝利 × 八尋由紀社長
アートを合言葉に踏み出すSOGOの新たな一歩

相互運輸社長、八尋由紀が水先案内人を務め、博多港を彩る物語を紐解きます。第3回は、八尋社長が懇意にさせていただいているアート関係者をお招きし、アートを媒体として博多港、そして福岡という街が発展する未来について、意見を交わしました。

ギャラリー モリタ 森田俊一郎さん

神奈川県横須賀市出身。大手商社に勤務し国内外を飛び回る生活をしていましたが、休暇中にフランス、パリでジャン・ミッシェル・バスキアの絵と出逢ったことをきっかけにギャラリストに転身。1991年にギャラリー を設立。2015年には福岡で初のアートフェアを立ち上げます。2020年には一般社団法人アートフェアアジア福岡の理事に就任しました。

株式会社TODOROKI 井上雅也さん

東京都出身。大学卒業後、IT企業に就職し、5年間開発業務に従事します。アート領域のDXを軸に株式会社TODOROKIを創業。あるとき、ご縁があって森田さんと知り合い、アートフェアを手伝うことに。2020年に一般社団法人アートフェアアジア福岡の理事に就任。福岡以外でも、神戸や東京など、様々なアートフェアの運営にも関わっています。

MIC工房 前田勝利さん

宮崎県都城市出身。東京のゼネコンに勤務しているとき、福岡に転勤を命じられ、この地でさまざまな物件の建築に携わりました。スリランカ人と知り合ったことが契機となって、1988年、スリランカカレーの草分け的な名店『東方遊酒菜ヌワラエリア』を開業。系列店『不思議香菜ツナパハ』と共に人気を博しています。実は、知る人ぞ知る、アートのコレクターです。

アートコレクションが導く美しい人生

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八尋

私は20代のころ、高校の部室みたいに前田さんのお店『ヌワラエリア』に入り浸っていました。そこで前田さんのコレクションに触れて、一つの空間で感動を共有できるアートのすばらしさに気づきました。森田さんと井上さんは、アートを学ばせていただける先輩という感じで、相互運輸で考えているアートへの取組みを具体化するうえですごく参考になっています。

森田さん

前田さんは、カルチャーが洋服を着てここに座っているという感じですね。

前田さん

本職が建築なので、アートが身近だということは言えます。私にとってアートは、そんなに特別なものじゃない。それに、いろんなものがよく「見える」のも、建築という仕事の利点ですね。そのアートの価値が「見える」、伝わってくるんです。

井上さん

前田さんのお店に飾られているコレクションは、様々なジャンルのものが混ざっているのに、一貫性を感じる。お店のコレクションを見ているだけで、「素敵な人なんだろうな」と思ってしまいます。コレクション自体が、前田さんの自己表現になってますよね。

八尋

前田さんは、特に好きなアートのジャンルがありますか?

前田さん

版画ですかね。建築をやっているので線が好きなんです。

森田さん

前田さんのように本物のアートを楽しんでいる方は、日本では数少ない。コレクションするという行為は自分の人生を美しく築いていこうとする意識の表れです。そういう生き方って、本当に素敵だと思います。