ギャラリー モリタ 森田俊一郎 × 株式会社TODOROKI 井上雅也 × MIC工房 前田勝利 × 八尋由紀社長
アートを合言葉に踏み出すSOGOの新たな一歩

アートによって世界の歴史と接続される
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八尋
森田さんからは、いつもアートについての熱いお話を伺っています。
森田さん
日本人が思っている『アート』は、ほとんどがインテリアでしかない。本来アートとは、作家の思想や哲学が反映され、その価値がマーケットの中で検証されながら世界と繋がっていくものです。日本ではそうした本質が度外視され、単なるインテリアで終わっています。
前田さん
私も森田さんと一緒に台湾へ足を運んだことがありますが、そこでのアートの状況は、日本とは違いましたね。
森田さん
台湾の人たちは、経済や政治ではなく、文化こそが世界の中で自分たちを守ってくれると考えています。だからこそ、命がけでアートをコレクションしているのです。隣の韓国も同様に、アートを国家プロジェクトとして捉えています。


八尋
そんな状況で、日本だけが取り残されているのはなぜですか?
森田さん
日本ではアートが世界と直結していません。先ほど述べた台湾のアートシーンは、世界のアートマーケットと繋がっています。その差は大きい。
八尋
日本には、美術館でアートを鑑賞する人はたくさんいます。
森田さん
一方で、前田さんのようにアートを買ってコレクションする人は少ない。でも、実はアートって、買ってから本当のおもしろさがわかってくるものなのです。たとえば、自分の購入した作家が世界的に認められていく。その過程を見守り、楽しむこともアートコレクションの醍醐味です。もしその作家が歴史に名を刻むことになれば、それはあなた自身が歴史の一端を担うことでもある。こんなにワクワクする話は、なかなかないですよね。