ギャラリー モリタ 森田俊一郎 × 株式会社TODOROKI 井上雅也 × MIC工房 前田勝利 × 八尋由紀社長
アートを合言葉に踏み出すSOGOの新たな一歩

福岡では、尖っていても「本物」が支持される
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八尋
東京在住の井上さんから見て、福岡市の特長はどんなところにありますか?
井上さん
ほかの都市と比べてみて、福岡市がアートと相性がいいなと思うポイントがいくつかあって、そのひとつが、前田さんのお店『ヌワラエリヤ』が支持されていること。
前田さん
それは意外です(笑)
井上さん
これは本当に重要なカルチャーだと思っていて、『ヌワラエリヤ』のカレーってめちゃくちゃ辛いじゃないですか。めちゃくちゃ尖っている。でも、尖っているものが尖ったまま支持されているというのがすばらしい。福岡は「本物」が評価される土壌があると思います。『ヌワラエリア』のように、尖った価値観を持つ店が長年支持されていることも、その象徴です。

八尋
東京だとそうはいかない?
井上さん
東京は市場規模が大きい分、より広い層に向けた最適化が進みやすい。一方で福岡には、個性的なものがそのまま支持される文化がある。消費者が自分の感性を信じて、好きなものをちゃんと選んでいる点で、福岡市の人とアートは相性がいいと思います。AFAFでも、富裕層の方だけではなくて、一般の方々もアートを買っています。
森田さん
福岡市はすごい可能性を秘めています。日本のアートの未来を切り拓くのは、東京や大阪ではない。世界のアートシーンと直結できるのは福岡だと思います。そのためには、福岡のアートフェアをソウルや台北、香港と肩を並べる国際水準のアートフェアへと育てていかなければなりません。
八尋
その福岡市の可能性を我々もしっかりと感じる必要がありますね。
森田さん
福岡の人に、本物のアートの価値をどう伝えていくかが大切です。そして、これまでの日本人のアート観を根底から覆すような動きを福岡から巻き起こしたい。これは革命ですよ。